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EBウイルスDNA 定性(2019年1月30日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    EBウイルスDNA 定性(2019年1月30日ご依頼分をもって受託中止)
    5F201-1440-041-851
    髄液
    0.5
    ARR
    凍結
    (3ヵ月)
    3~6
    PCR

    PCR(Polymerase chain reaction)
    DNAが加熱により2本鎖から1本鎖に解離し,冷却することで2本鎖に戻ることを利用し,1本鎖DNAを鋳型として目的のプライマーを結合させ,DNAポリメラーゼの転写反応によりDNA合成を行うことを繰り返し,目的とするDNA領域を指数関数的に増幅させる方法。

    陰性
その他の受託可能材料

備考

&エ
血液:凍結保存は避けてください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

容器

補足情報

臨床意義

EBウイルスは1964年,バーキットリンパ腫(BL)細胞中より見いだされたβヘルペスウイルス亜科のDNAウイルスである。
EBVは常在性ウイルスで,潜伏感染,再活性化が特徴である。EBVは思春期以降の初感染で伝染性単核症(IM)を発症する。その他ウイルス関連赤血球貪食症候群(VAHS),慢性EBV感染症など,悪性疾患としては,従来より知られているBurkittリンパ腫や上咽頭癌などのほかに,Hodgkin病,鼻リンパ腫(T cell or NK cell),natural killer(NK)白血病,一部の胃癌などとEBVが関連のあることが次々に明らかにされつつある。
EBVの血清学的診断は,蛍光抗体法で測定され,抗VCA抗体はEBVに感染したことを示す抗体である。抗VCA・IgM抗体の上昇は初感染を示唆する。抗VCA・IgG抗体は急性期に次第に上昇,回復した後も終生持続する。抗VCA・IgA抗体はEBウイルス関連の上咽頭癌に特徴的であり,早期発見,治療効果,再発の指標になり得る。抗EADR抗体はウイルスの増殖の程度とよく相関する抗体である。初感染の急性期および回復期,持続感染,再活性化の時期に出現する。抗EBNA抗体は過去に感染から回復したことを示す。
一方,PCRによる組織からのEBVの検出はウイルスの存在する実証となり有用である。本検査法は,PCRを用いて高感度,特異的にEBV DNAを検出する。

参考文献

測定法文献
Saito I et al:J Exp Med 169-2191~2198 1989
臨床意義文献
河 敬世:臨床科学 30-8-959~965 1994

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