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レチノール結合蛋白 (RBP)

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • レチノール結合蛋白 (RBP)
    5C030-0000-023-062
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    136
    ※6
    ラテックス凝集比濁法

    LA(Latex agglutination immunoassay)
    ラテックス凝集比濁法
    抗原または抗体を吸着(結合)させたラテックス粒子を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の濁度を,光を照射させて透過率または光の散乱強度から測定する方法。

    M 2.7~6.0 
    F 1.9~4.6(mg/dL)

診療報酬

D015(15)
レチノール結合蛋白(RBP)
免疫学的検査判断料144点

容器

臨床意義

レチノール結合蛋白(RBP)は,血漿中におけるビタミンA(レチノール)の特異的な分子量21,000の結合蛋白で肝で合成される。またRBPは,トランスサイレチン(旧名プレアルブミン,分子量約55,000)およびレチノールと結合し,標的臓器にレチノールを輸送したのちアポ型となり,プレアルブミンとの親和性が低下し,腎糸球体を通過する。大部分は近位尿細管で再吸収されるため,尿中RBPは尿細管機能の指標となる。したがって,肝・腎機能,標的細胞における代謝や異化の程度などにより変動するため,肝胆道疾患や腎疾患の病態の把握に有用である。さらには,RBPの血中半減期は約16時間と短く短期間の栄養状態の把握にも広く用いられている。

異常値を示す病態・疾患

高値疾患

過栄養性脂肪肝, 腎不全, 尿細管性蛋白尿(尿中)

低値疾患

ビタミンA欠乏症, 吸収不良症候群, 甲状腺機能亢進症, 閉塞性黄疸

参考文献

測定法文献
古田島 伸雄 他:日本臨床検査自動化学会会誌 32(1):84~88,2007.
臨床意義文献
森脇 久隆 他:日本臨床 53-S上-207~209 1995

関連項目

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