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現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

セルロプラスミン

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • セルロプラスミン
    5C045-0000-023-063
    血清
    0.4
    S09

    A00
    冷蔵
    3~5
    90
    ※6
    ネフェロメトリー

    ネフェロメトリー(Nephelometry)
    抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ,光の散乱強度を測定する方法。

    21~37(mg/dL)

備考

※1

診療報酬

D015(09)
セルロプラスミン
免疫学的検査判断料144点

容器

臨床意義

セルロプラスミン(CP)は分子量は132,000で1分子中6~8個の銅原子を持つ糖蛋白で,肝のミクロソームで銅とアポセルロプラスミンから合成され,血中または胆汁中に分泌・排泄される。サイトカインの上昇による合成促進,シアル酸増加による分解亢進がみられ,動向はC-反応性蛋白,胆管系酵素に一致する。
種々の病的状態で上昇し,疾患の補助的診断法として,またその重症度の判定に役立つ。逆に低下する場合としてWilson病やMenkes症候群の診断には不可欠である。一方悪性腫瘍ではCPはサイトカインの上昇とシアル酸減少により高値を示すが,治療により寛解すると正常化するので臨床的に治療効果および判定に有用性がある。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

Wilson病, ネフローゼ症候群, メンキース症候群, 胃腸管蛋白漏出症, 劇症肝炎, 慢性肝障害(肝硬変)

上昇する疾患

悪性腫瘍(白血病), 感染症, 胆道閉塞(細胆管性肝炎,胆汁性肝硬変), 貧血(鉄欠乏性,再生不良性,溶血性貧血)薬剤エストロゲン投与, 膠原病(SLE,リウマチ熱,RA)

参考文献

測定法文献
櫻林 郁之介 他:臨床病理 特53-71~81 1983
臨床意義文献
寺尾 壽夫:日本臨床 53-増-220~223 1995

関連項目

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