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○トリヨードサイロニン摂取率(T3摂取率)(2017年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:6170 3
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検査項目
JLAC10 - 検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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トリヨードサイロニン摂取率(T3摂取率)(2017年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
4B025-0000-023-051 -
血清
0.5
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S09
↓
A00 -
- 2~4
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CLIA
CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
化学発光免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光性物質の発光強度を測定する方法。 - 24.4~34.5(%)
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容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
甲状腺の機能は,サイロキシン結合グロブリン(TBG)結合部位の甲状腺ホルモン飽和状態に比例する。トリヨードサイロニン摂取率は,その飽和状態を間接的に知る方法である。機能亢進症では,正常者に比べて,TBG結合部位が飽和されており,逆に機能低下症では,正常者に比べてTBG結合部位が不飽和の状態にある。血清にT3を加えその摂取率を測定することによって間接的にTBGのホルモン未結合部がどの程度であるかを知り,甲状腺機能を推定することができる。甲状腺機能亢進症では,T3U値は大きくなり,甲状腺機能低下症ではT3U値は小さくなる。
異常値を示す病態・疾患
T3 Uptake Indexが小さくなる場合
血中TBGの増加等, 甲状腺機能低下症
T3 Uptake Indexが大きくなる場合
血中TBGの減少, 甲状腺ホルモンとTBPとの結合を阻害する薬剤等, 甲状腺機能亢進症
参考文献
測定法文献
上條 桂一 他:医学と薬学 40-2-387~394 1998
臨床意義文献
飯野 史郎:日本臨床 47-S-1122~1125 1989