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日本脳炎ウイルスRNA 定性(2021年9月2日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    日本脳炎ウイルスRNA 定性(2021年9月2日ご依頼分をもって受託中止)
    5F385-1450-041-866
    髄液
    0.5
    ARR
    凍結
    (3ヵ月)
    7~11
    RT-PCR

    RT-PCR(Reverse transcriptase-polymerase chain reaction)
    RNA が増幅対象の場合に,RNA を鋳型として逆転写酵素(reversetranscriptase:RT)により相補的なcDNAを合成してPCRを行う方法。

    陰性

備考


£ 他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

容器

補足情報

臨床意義

日本脳炎は典型的な急性脳炎であり,致命率が20~50%と高く,回復者の約半数も精神・神経障害を伴う後遺症を残すことから重要視され,日本では法定伝染病の一つである。1967年以前かなりの猛威をふるっていたが,1972年からは患者発生数は減少し毎年数十人の患者の発生が認められるのみとなった。ワクチンについては1954年以来,中山・予研株が用いられていたが,1990年より北京株に変更された。
潜伏期は4~21日,夏~秋に流行(感染地域は西高東低)がみられコガタアカイエ蚊やその他の蚊によって媒介され(吸血の際,皮下の毛細血管にウイルスを含む唾液を注入),血管内皮細胞とリンパ節,肝臓,脾臓,その他細網内皮系細胞で増殖し血流あるいは鼻神経を介して脳内に侵入し,脳の神経細胞で増殖して細胞を破壊することによって,脳炎特有の症状を呈する。しかし,日本脳炎ウイルスを注入されたヒトの約300人に1人が脳炎を発症し,大多数は末梢でウイルスが増殖するが,中枢神経まで侵入しない不顕性感染に終始することが多い。ウイルス分離は確実な方法であるが,髄液からのウイルス分離は高くなく,PCRは,高感度,検出率から有用と考えられる.本検査法は,PCRを用いて高感度,特異的に日本脳炎ウイルスRNAを検出する.

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

髄膜炎, 脳炎

参考文献

測定法文献
森田 公一,他:日本臨床 50(特別号):285 ~ 289, 1992.
臨床意義文献
五十嵐 章:臨床とウイルス 23-増-292~296 1995

関連項目

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