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ROS1融合遺伝子定性

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    ROS1融合遺伝子定性
    8C055-0000-091-875
    肺胞洗浄液沈渣物
    ARR
    凍結
    4~8

    2500
    ※2
    RT-PCR(リアルタイムPCR)

    リアルタイムPCR
    PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。

    陰性

備考

&1
受託可能日は月~金曜日です。
材料は悪性腫瘍が認められていることを確認のうえ、ご提出ください。特に生検組織は検体が微量であることが多く、組織自体がほとんど消失している場合や、腫瘍細胞が含まれていない組織片になっている可能性があるので、あらかじめご注意願います。他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
●組織以外の材料について
採取した胸水、肺胞洗浄液、気管支擦過洗浄液を指定容器(ARR)に入れ、室温にて遠心分離(760G [2000~3000rpm]×10分間)し、上清を 出来るだけ取り除いた沈渣を、必ず凍結しご提出ください。
●留意事項
検体採取後2時間以内に処理願います。また、ご提出された検体の細胞数が少ない場合には、検査不能となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。基準値は、本検査項目の試薬添付文書に則った表記としております。

診療報酬

D004-2(01 イー1ア)
肺癌におけるROS1融合遺伝子検査
遺伝子関連・染色体検査判断料100点 ◎

  • 「悪性腫瘍遺伝子検査」、「造血器腫瘍遺伝子検査」、「免疫関連遺伝子再構成」、「FLT3遺伝子検査」又は「JAK2遺伝子検査」のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合は,主たるもののみ算定する。
  • 悪性腫瘍の詳細な診断及び治療法の選択を目的として悪性腫瘍患者本人に対して行なった遺伝子検査について,患者1人につき1回に限り算定する。ただし,肺癌におけるEGFR遺伝子検査については,再発や増悪により,2次的遺伝子変異等が凝われ,再度治療法を選択する必要がある場合にも算定できる。

容器

臨床意義

ROS1融合遺伝子とは、ROS1の全チロシンキナーゼドメインとパートナー遺伝子の一部が融合して形成される融合遺伝子で、非小細胞肺癌・胆管癌・胃癌・卵巣癌など様々な癌で確認されており、染色体再構成によって活性化されています。本検査は、本融合遺伝子の検出を行い、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の患者に対し、クリゾチニブおよびエヌトレクチニブの適応判断の補助に用いられます。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

肺癌(非小細胞肺癌)

参考文献

測定法文献
日本肺癌学会:肺癌患者におけるROS1融合遺伝子検査の手引き 第1.0版2017年4月6日
臨床意義文献
W.Cai,et al:Annals of Oncology 24:1822-1827, 2013.

関連項目

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