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1,5-アンヒドロ-D- グルシトール(1,5AG)

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 1,5-アンヒドロ-D- グルシトール(1,5AG)
    3D085-0000-023-271
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (1ヵ月)
    2~5

    80
    ※4
    酵素法

    酵素法
    測定原理は比色法と同様で,測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。

    M 14.9~44.7 F 12.4~28.8(μg/mL)

備考

&1

診療報酬

D007(21)
1,5-アンヒドロ-D-グルシトール(1,5AG)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

  • 「HbA1c」、「グリコアルブミン」又は「1,5AG」のうちいずれかを同一月中に併せて2回以上実施した場合は、月1回に限り主たるもののみ算定する。ただし、妊娠中の患者、1型糖尿病患者、経口血糖降下薬の投与を開始して6月以内の患者、インスリン治療を開始して6月以内の患者等については、いずれか1項目を月1回に限り別に算定できる。また、クロザピンを投与中の患者については、「HbA1c」を月1回に限り別に算定できる。

容器

臨床意義

1.5AGの構造はグルコースに酷似したポリオールで,主に食物より供給され,膨大な体内プールを形成する。正常では腎の尿細管で99%再吸収され,1日の尿中排泄量と経口摂取量はほぼ均衡である。
高血糖に伴うグルコース排泄(尿糖)により,再吸収が競合阻害を受け,尿中へ喪失して血中濃度や体内プールが低下する。尿糖排泄が陰性に転換すると,血清1.5AGは通常の摂食下で0.3μg/ml/日の一定の率で上昇する。
血清1.5AGは,血糖コントロール状況をリアルタイムに示す指標で,食事の影響もない。軽微な血糖改善や,軽度の悪化を確実にとらえ得る。1.5AGの経時的測定は,特定期間の血糖値の動きをリアルタイムに示す為,薬剤の治療効果や他剤の血糖悪化作用,ステロイド剤による尿糖出現の迅速なモニターとしても優れている。

異常値を示す病態・疾患

低値疾患

飢餓, 長期IVH, 糖尿病, 慢性腎不全(クレアチニン3.0mg/dl以上)

参考文献

測定法文献
遠藤 輝夫,他:医療と検査機器・試薬 26(1):45~50,2003.
臨床意義文献
川合 厚生:日本臨床 47(増上):439~442,1989.

関連項目

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