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ミエリン塩基性蛋白 (MBP)

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • ミエリン塩基性蛋白 (MBP)
    5G410-0000-041-023
    髄液
    0.5
    A00
    凍結
    (28日)
    事前にご確認ください
    570
    ※1
    ELISA

    ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
    酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    102以下(参考値)
    (pg/mL)

備考

&1

診療報酬

D004(12)
ミエリン塩基性蛋白(MBP)(髄液)
尿・糞便等検査判断料34点

容器

臨床意義

ミエリン(髄鞘)及びミエリン形成細胞であるオリゴデンドログリア細胞(中枢神経組織)やschwann細胞(末梢神経組織)に局在する特色ある蛋白質である。ミエリン蛋白質の約30%を占めるとともに,等電点10.5で強塩基性を示すことから,この名前の由来があり,動物種を問わず髄鞘に存在している。多発性硬化症あるいは関連症状における髄鞘破壊の活性を臨床的に判断できる。MBPは通常,非活動型の脱髄性疾患や非脱髄性神経症のような患者の髄液中には見られない。多発性硬化症では,急性増悪にさいし2~3日以内に上昇を示し,10日~2週間で正常値にもどると言われ,病気の活動性の指標の一つとされている。しかし,その異常は脱髄疾患に特異的ではなく,髄鞘が破壊される他の疾患,たとえば脳血管障害,神経Behcet,脳脊髄炎などでも異常を示すことがある。多発性硬化症では髄液IgG,オリゴクローナルバンドとは相関しないといわれている。

異常値を示す病態・疾患

高値疾患

多発性硬化症

参考文献

測定法文献
Ohta M,et al:Clinical Chemistry 46(9):1326~1330, 2000.
臨床意義文献
太田 光煕,他:日本臨牀 53(増刊号3):465~468, 1995.

関連項目

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