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抗表皮成分自己抗体 〔直接法〕

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 抗表皮成分自己抗体 〔直接法〕
    5G395-0000-200-661
    皮膚組織
    5×5×3mm
    VP1
    凍結
    12~15

    400+1200
    ※8
    蛍光抗体染色法

備考

&1
実施抗原は,「IgG,IgA,IgM,C3」の4抗原です。

診療報酬

N002(08)+N002(08注2)
その他(1臓器につき)+(その他1臓器につきの加算点として)4種類以上の抗体を用いて標本作成を実施した場合
病理判断料130点

  • 確定診断のために4種類以上の抗体を用いた免疫染色が必要な患者に対して、標本作製を実施した場合には、1200点を所定点数に加算する。「確定診断のために4種類以上の抗体を用いた免疫染色が必要な患者」とは、原発不明癌、原発性脳腫瘍、悪性リンパ腫、悪性中皮腫、肺悪性腫瘍(腺癌、扁平上皮癌)、消化管間質腫瘍(GIST)、慢性腎炎、内分泌腫瘍、軟部腫瘍、皮膚の血管炎、水疱症(天疱瘡、類天疱瘡等)、悪性黒色腫、筋ジストロフィー又は筋炎が疑われる患者を指す。
    これらの疾患が疑われる患者であっても3種類以下の抗体で免疫染色を行った場合は、当該加算は算定できない。肺悪性腫瘍(腺癌、扁平上皮癌)が疑われる患者に対して加算を算定する場合は、腫瘍が未分化であった場合等HE染色では腺癌または扁平上皮癌の診断が困難な患者に限り算定することとし、その医学的根拠を診療報酬明細書の摘要欄に詳細に記載すること。なお、次に掲げるいずれかの項目を既に算定している場合には、当該加算は算定できない。
    ア 肺癌におけるEGFR遺伝子検査、ROS1融合遺伝子検査、ALK融合遺伝子検査、BRAF遺伝子検査(次世代シーケンシングを除く。)及びMETex14 遺伝子検査(次世代シーケンシングを除く。)に限る。
    イ 肺癌におけるBRAF遺伝子検査(次世代シーケンシング)、METex14 遺伝子検査(次世代シーケンシング)及びRET融合遺伝子検査に限る。
    ウ 肺癌関連遺伝子多項目同時検査
    エ ALK融合遺伝子標本作製

容器

補足情報

臨床意義

天疱瘡群(尋常性天疱瘡,増殖性天疱瘡,落葉状天疱瘡,紅斑性天疱瘡)や類天疱瘡は,表皮(皮膚)成分に対する自己抗体によって発症する疾患である。患者皮膚組織を蛍光抗体染色法で染色すると天疱瘡群ではIgG(ときにIgA)・C3が表皮細胞間に、類天疱瘡ではIgG・C3が基底膜部に反応していることがわかる。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

天疱瘡, 類天疱瘡

参考文献

測定法文献
川生 明:病理と臨床 6-増-10~13 1988
臨床意義文献
上野 賢一:皮膚科学 第6版 (金芳堂) 221~231 1997

関連項目

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