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フェリチン

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • フェリチン
    5C095-0000-023-052
    血清
    0.4
    S09

    A00
    冷蔵
    1~2
    105
    ※4
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    M 39.4~340.0 F 3.6~114.0(ng/mL)

備考


鉄欠乏性貧血および貧血のない鉄欠乏の診断基準は12ng/mL未満です。[鉄剤の適正使用による貧血治療指針(日本鉄バイオサイエンス学会)]

診療報酬

D007(25)
フェリチン定量
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

容器

臨床意義

フェリチンは,内部に鉄を貯蔵する中空部分をもつ分子量約44万の可溶性蛋白である。2種のサブユニットH型(心型)と,L型(肝型)が24個集合している。アイソザイムにならって,イソフェリチンとも呼ばれる。
フェリチンは,肝臓・脾臓に多量存在し,腸粘膜・胎盤・心臓・腎・赤血球など広く分布しており,体内の貯蔵鉄量との間に一定の関係(成人の血清フェリチン1mg/ml=貯蔵鉄8mg/ml)があり潜在的鉄欠乏症や,鉄過剰症の診断には欠かせない検査である。また,急性・慢性骨髄性白血病,肝癌,膵癌での治療効果・モニタリングにも有用である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

真性多血症, 鉄欠乏性貧血, 妊娠, 発作性夜間血色素尿症

上昇する疾患

ヘモクロマトージス, ホジキン病, 悪性リンパ腫, 悪性貧血, 胃癌, 感染症, 肝癌, 肝硬変, 急性肝炎, 急性膵炎, 骨髄線維症, 再生不良性貧血, 細網肉腫, 腎疾患, 多発性骨髄腫, 鉄芽球性貧血, 白血病, 不良性貧血, 慢性肝炎, 膵癌

参考文献

測定法文献
唐澤 美佳 他:医療と検査機器・試薬 29(5):493~497,2006.

関連項目

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