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トランスフェリン

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • トランスフェリン
    5C060-0000-023-061
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    60
    ※6
    免疫比濁法

    TIA(Turbidimetric immnoassay)
    免疫比濁法
    抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ,透過率を測定する方法。

    M 190~300 
    F 200~340(mg/dL)

備考

&1

診療報酬

D015(07)
トランスフェリン(Tf)
免疫学的検査判断料144点

容器

臨床意義

トランスフェリン(Tf)は,主に肝で合成され,鉄の貯蔵,運搬に関与する分子量80,000の鉄結合性糖蛋白である。Tfは,血清鉄,不飽和鉄結合能,フェリチンなどと併せて鉄欠乏性貧血の鑑別診断,治療のモニターとして利用される。一方,尿Tfはアルブミン(Alb)とほぼ同様な排泄動態を示すことから,主に糸球体機能の評価に有用である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患-その他

RESによる取り込み, 低栄養状態, 溶血性貧血

減少する疾患-肝臓での産生の低下

ヘモクロマトーシス, 肝硬変症

減少する疾患-生体内での分解,肝臓での産生低下

感染症, 膠原病

減少する疾患-体外への漏出

ネフローゼ症候群, 火傷

減少する疾患-体内での分解,肝臓での産生低下

悪性腫瘍

高値疾患

鉄欠乏性貧血, 糖尿病性腎症(尿中)

上昇する疾患-肝での産生の増加

エストロゲン, 鉄欠乏性貧血, 薬剤投与

上昇する疾患-肝細胞からの逸脱

急性肝炎

低値疾患

ネフローゼ症候群, 悪性腫瘍, 肝硬変

参考文献

測定法文献
伊藤 忠一:検査と技術 16-7-593~598 1988
臨床意義文献
山口 哲司 他:日本臨床 53-増-227~229 1995

関連項目

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