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Cl(クロール)

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • Cl(クロール)
    3H020-0000-023-261
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (1ヵ月)
    2~4

    11
    ※4
    電極法

    電極法
    電極と溶液界面における電荷移行反応を利用した方法。
    イオン選択電極は特定のイオンに応答し,イオンの活量の対数に比例して生じる電位差からイオンの濃度を測定する。

    98~109(mEq/L)
その他の受託可能材料

備考

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診療報酬

D007(01)
ナトリウム及びクロール
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

  • 「ナトリウム」及び「クロール」については,両方を測定した場合も,いずれか一方のみを測定した場合も,同一の所定点数により算定する。

容器

臨床意義

クロール(Cl)は,NaとともにNaClとして大部分細胞外液中に存在し,他の電解質との相互関係のもとに水分平衡,浸透圧の調節,酸塩基平衡の調節などに重要な役割を果している。又,Cl・重炭酸塩移動といわれる調節機構が働いており,Cl-が減少するとHCO3-が増加し,Cl-が増加するとHCO3-が減少して陰イオンの総和が一定に保つようになっている。水・電解質代謝異常や酸塩基平衡障害が疑われるときには,血清および尿中クロール濃度の測定は不可欠である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

Addison病, SIADH, 胃液吸引, 呼吸筋障害, 呼吸性アシドーシス, 呼吸中枢の障害, 腎不全, 水分過剰投与, 代謝性アルカローシス, 大葉性肺炎, 低張性脱水症, 肺気腫, 慢性腎炎, 慢性腎盂腎炎, 利尿剤の使用, 嘔吐

上昇する疾患

ダイアモック投与, 下痢, 過換気症候群, 呼吸性アルカローシス, 高張性脱水症, 大量摂取, 低アルドステロン症, 尿細管性アシドーシス, 脳炎

参考文献

測定法文献
関口 光夫:検査と技術 17(9):1167~1172,1989.と桑 克彦:臨床検査 34(11):1353~1358,1990.
臨床意義文献
小出 輝:日本臨床 47-S上-639~642 1989

関連項目

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