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ガストリン

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • ガストリン
    4G040-0000-023-002
    血清
    0.5
    S09

    A00
    凍結
    (21日)
    2~6
    101
    ※5
    RIA PEG法

    RIA(Radio immunoassay)
    放射性免疫測定法
    抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
    結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。

    11.9~46.9(pmol/L)

備考

&1
安静、空腹時(10時間以上空ける)に採血してください。
血清分離後、速やかに凍結保存してください。

診療報酬

D008(09)
ガストリン
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

容器

臨床意義

ガストリンは、胃幽門粘膜および十二指腸粘膜に存在するG細胞で産生される分子量2,096の直鎖ペプチドで、17個のアミノ酸から構成される消化管ホルモンです。主に腎臓で代謝され尿中にはほとんど排泄されませんが、生理活性のないN端部分ペプチドは、腎臓で代謝されず尿中に排泄されます。
血中ガストリン濃度は、胃酸分泌機能の背景因子を調べる検査の一つであり、胃酸分泌機能の測定と併せて行われます。特に、Zollinger-Ellison症候群(ガストリノーマ)を代表とするガストリン産生腫瘍をはじめとする種々の疾患で高値を示し、消化器異常の鑑別や病態の把握にも用いられます。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

ガストリノーマ,Zollinger-Ellison症候群

参考文献

測定法文献
花石 智子,他:医学と薬学 80(5):513~520, 2023.
臨床意義文献
河本 泉,他:日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 33(2):97~100,2016.

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