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現在のラボ:八王子ラボ

α-フェトプロテイン定量

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • α-フェトプロテイン定量
    5D015-0000-023-052
    血清
    0.4
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    104
    ※5
    腫2
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    10.0以下(ng/mL)

診療報酬

D009(03),B001(03ロ)
α-フェトプロテイン(AFP),悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○

容器

EDTA-2Na (2mL)

S09  旧容器記号 C1 1 X1

分離剤入り (真空採血量9mL)

貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年

ポリスピッツ

A00 旧容器記号 X

ポリスピッツ

貯蔵方法:室温

補足情報

臨床意義

α-フェトプロテインは,1963年,Abelevらにより肝癌マウスの血清中に,さらに翌年Tatarinovらにより,原発性肝癌患者血清中に見いだされた分子量約7万,590個のアミノ酸から成る胎児性蛋白質である。
主に胎児の肝細胞およびヨークサック(卵黄嚢)で産生され,血中に分泌。成人では,極めて微量にしか存在せず,肝細胞癌やその他の悪性腫瘍で増加する。意義として,肝細胞癌の腫瘍マーカーとしてスクリーニング,診断の補助および,肝細胞癌のhigh risk groupである慢性肝疾患,特に肝硬変での定期的な測定による早期診断や経過観察,特に治療効果判定や再発の指標等で用いられる。その他,胚芽腫,卵黄嚢腫瘍や劇症肝炎における肝再生の指標としても用いられる。一方,異常妊娠や胎児管理,神経管欠損などの先天奇形の指標としても有用である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

肝炎・肝硬変の肝障害回復期, 正常妊娠32週以後の妊婦, 体内死亡胎児を有する妊婦

上昇する疾患

胃漬瘍, 肝硬変, 原発性肝癌, 先天性胆道閉塞症, 胎児性癌, 胆管・胃・肺・食道癌, 転移性肝癌, 妊娠, 非転移性悪性腫瘍, 卵黄のう腫瘍, 睾丸・卵巣腫瘍

参考文献

測定法文献
鈴木 尚子,他:医学と薬学 56(6):897 ~ 907, 2006.
臨床意義文献
三橋 太,他:臨床検査機器・試薬 23-5-413~419 2000.

関連項目

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