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HLA-DR(血清対応型タイピング)

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    HLA-DR(血清対応型タイピング)
    5K065-0000-019-898
    血液(EDTA-2Na加)
    2.0
    PN2,PN5
    冷蔵
    3~5
    PCR-rSSO法

備考

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凍結保存は避けてください。受託可能日は月~金曜日です。続柄・臨床診断名・投与薬剤名・輸血歴・移植歴は必ず明記してください。HLA検査2項目以上同時依頼の場合は血液2.0mLで検査可能です。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
●HLA・移植関連検査の検体について 
1.MLC(リンパ球混合培養)は予約検査となりますので,採血前に必ず担当営業員にご連絡ください。
2.必ず専用容器にて規定量を採血してください。やむを得ず規定量に満たない場合は,蓋を開けて陰圧を解除してください。ただし,MLC(リンパ球混合培養)と同時依頼の場合は,無菌であることが重要となりますので必ず規定量を採血してください。
3.HLA-A,B,C,DPB1,DRB1,DQB1(DNAタイピング)検査は,必要に応じてPCR-SSP法,PCR-rSSO法も併用させていただきます。
4.移植後のHLAタイピングをご依頼の場合は,レシピエントとドナーのアレルが混在し判定できない場合がありますのであらかじめご了承ください。
〔ご注意〕
移植後のHLAタイピングをご依頼の場合は,移植前のHLAの結果と提供者のHLAの結果を必ず依頼書にご記入ください。
●HLA DNAタイピングの種類について
下記日本組織適合性学会のホームページにて最新情報をご確認ください。
https://jshi.smoosy.atlas.jp/ja/hla_data
下図の容器に採血し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
HLA検査2項目以上同時依頼の場合は血液2.0mLで検査可能です。
ただし,受給者の場合,化学療法などにより細胞数が減少し,DNAが回収できない場合がありますので細胞数2×106個を最低限としてご提出ください。白血球数(WBC)1000/μLを下回る受給者の場合は,血液2.0mL(PN2容器)を2本以上,または血液5.0mL(PN5容器)をご提出ください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

容器

臨床意義

(1)移植 臓器移植とHLA抗原の関係は最も多く研究されており、現在ではレシピエントとドナーのHLA抗原を適合させることは必須である。免疫抑制剤を使用した場合でもレピシエントとドナーのHLA抗原が一致している程、移植成績は良いとされている。
(2)疾患感受性の相関 HLA抗原と疾患感受性の相関については、B27と強直性脊椎炎。またB51とベーチェット病との強い相関性が報告されて以来、多くの疾患について研究されている。現在のところ、HLA抗原は疾患感受性遺伝子と連鎖不均衡にある場合も想定され、その遺伝子を知る上でのマーカーとして意義があるものと思われる。また、HLA抗原出現頻度は人種間によって非常に偏りがあり、この人種差は疾患感受性などとHLA抗原の相関を理解する上で重要である。
(3)血小板・白血球輸血に際しての適合試験 血小板輸血に関しては、HLA抗原適合群とHLA抗原非適合群には歴然とした差があり、その止血効果も異なる。顆粒球を含む白血球輸血に際しては、その適合は当然必要とされる。

参考文献

測定法文献
吉川 枝里 他:MHC 10-1-21~31 2003
臨床意義文献
後藤 香織 他:病理と臨床 16-6-711~716 1998

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