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現在のラボ:八王子ラボ

RUNX1-MECOM mRNA定性

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    RUNX1-MECOM mRNA定性
    8C429-9961-046-867
    骨髄液
    1.0
    H00
    冷蔵
    6~9

    2100
    ※2
    RT-PCR

    RT-PCR(Reverse transcriptase-polymerase chain reaction)
    RNA が増幅対象の場合に,RNA を鋳型として逆転写酵素(reversetranscriptase:RT)により相補的なcDNAを合成してPCRを行う方法。

    キメラmRNAを検出せず
その他の受託可能材料

備考

&1
£ 凍結保存は避けてください。
受託可能日は月~金曜日です。
検体採取後、速やかにご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
造血器腫瘍遺伝子検査のご提出について
検体は採取後、当日中にご提出ください。
骨髄液1.0mLを下図の容器に無菌的に採取し、よく混和させ、冷蔵保存してください。
検体は採取後、当日中にご提出ください。

診療報酬

D006-2
造血器腫瘍遺伝子検査
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

  • 「悪性腫瘍遺伝子検査」、「造血器腫瘍遺伝子検査」、「免疫関連遺伝子再構成」、「FLT3遺伝子検査」又は「JAK2遺伝子検査」のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合は,主たるもののみ算定する。
  • 月1回を限度として算定できる。

容器

補足情報



臨床意義

慢性骨髄性白血病(CML:Chronic myeloid leukemia)の特徴の一つは90%以上の症例でPh染色体が認められることであり、もう一つの特徴は慢性期を経過した後、症例のほとんどが急性転化(Blastic Crisis:BC)を起こすことである。
t(3;21)転座はCMLの急性転化時、あるいは骨髄異形成症候群(MDS)の急性白血病への移行時に特徴的に出現する染色体異常の一つであり、この染色体異常は幹細胞レベルの腫瘍が急性期へ移行する際に重要な役割を担っているものと考えられている。t(3;21)は,第3染色体長腕(3q26.2)に座位するMECOM遺伝子と、第21染色体長腕(21q22.1)に座位するRUNX1遺伝子の相互転座によりRUNX1-MECOM mRNAが形成される。
本検査においてはRUNX1-MECOM mRNAをRT-PCRにより増幅させ、遺伝子レベルで高感度に検出することが可能である。本測定法を用いることで、微少残存白血球細胞(MRD)を高感度に検出することが可能となり(1/100000まで検出可能)、化学療法後の残存白血病細胞・骨髄移植後の治療モニター、および再発のモニターに有用と考えられる。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

骨髄異形成症候群(MDS)の急性転化, 慢性骨髄性白血病(CML)

参考文献

測定法文献
Mitani K et al:The EMBO Journal 13(3):504~510,1994.
臨床意義文献
三谷 絹子,他:Bio Clinica 9(4):257~259, 1994.

関連項目

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