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sFlt-1/PlGF比

  • 検査項目
    JLAC10

    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • sFlt-1/PlGF比
    4Z335-0000-023-053
    血清
    0.7
    S09

    A00
    冷蔵
    (7日)
    2~6

    340
    ※5
    ECLIA

    ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
    電気化学発光免疫測定法
    抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後,ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ,電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。

    38.0以下

備考

&1

診療報酬

D015(28)
sFlt-1/PlGF比
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

  • 本検査は、妊娠18週から36週未満の妊娠高血圧腎症が疑われる妊婦であって、以下のリスク因子のうちいずれか1つを有するものに対して実施した場合に、原則として一連の妊娠につき1回に限り算定できる。なお、リスク因子を2つ以上有する場合は、原則として算定できない。
    (イ)収縮期血圧が130mmHg 以上又は拡張期血圧80mmHg 以上
    (ロ)蛋白尿
    (ハ)妊娠高血圧腎症を疑う臨床症状又は検査所見
    (二)子宮内胎児発育遅延
    (ホ)子宮内胎児発育遅延を疑う検査所見
  • 本検査を算定する場合は、リスク因子のいずれに該当するかを診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。また、妊娠高血圧腎症を疑う臨床症状又は検査所見、又は子宮内胎児発育遅延を疑う検査所見に該当する場合は、その医学的根拠を併せて記載すること。なお、医学的な必要性から、リスク因子を2つ以上有する妊婦において算定する場合、又は一連の妊娠につき2回以上算定する場合は、その詳細な理由を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること

容器

補足情報

臨床意義

妊娠高血圧腎症(PE:Preeclampsia)は、高血圧及び蛋白尿を伴う妊娠疾患で、重篤な合併症を惹起することがあるため、早期に医療介入し、発症や病勢の悪化を抑制することが重要とされています。近年の研究成果から、胎盤形成に関わる血管新生因子PlGF(placental growth factor:胎盤増殖因子)及びその阻害因子sFlt-1(soluble fms-like tyrosine kinase-1:可溶性fms様チロシンキナーゼ-1)がPEの病態形成に関与していることが明らかになり、sFlt-1/PlGF比はPEの発症を予測する指標として注目されています。PE発症のリスクが高いと考えられる妊婦(ハイリスク妊婦)を対象とした臨床試験において、sFlt-1/PlGF比によりPEの1週間以内の非発症及び4週間以内の発症を予測する臨床的有用性が示されました。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

妊娠高血圧腎症

参考文献

測定法文献
Stefan Verlohren,et al:American Journal of Obstetrics Gynecology 202(2),161.e1~161.e11,2009.
臨床意義文献
A Ohkuchi,et al:Hypertens Res Pregnancy(8):51~56,2020.

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